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kiyomizuporcelainartの魅力
込められた想い・こだわり
kiyomizuporcelainart商品情報
京焼き・清水焼の歴史
京焼き・清水焼のお手入れ

目次

  • kiyomizuporcelainartの魅力
  • 込められた想い・こだわり
  • kiyomizuporcelainart商品情報
  • 京焼き・清水焼の歴史
  • 京焼き・清水焼のお手入れ

kiyomizuporcelainartの魅力

「KIYOMIZU PORCELAIN ART」ブランドでは京都で洗練された粋(すい)を感じさせ、それでいてモダンな雰囲気を備えたデザインを目指しました。
現代の生活に適合した「京焼・清水焼」とはなにか。
この疑問を出発点にとことん考えぬいた結果です。
一つは狭小な日本のモダンリビングの特徴を捉え、簡単収納・多機能な使い勝手の良い「京焼・清水焼」を考案しました。
入れ子状にすることで収納の利便性と多用途を同時に実現。全体的に淡い色合いでモダンリビングにも調和するシンプルなデザインを作り上げました。もちろん制作は京焼清水焼の伝統技法を用いています。もう一方は現代アーティスト堂本印象の絵をモチーフにしたマグカップ。京焼と現代アートの融合をコンセプトに京都の誇るアーティストである堂本印象を選び、伝統と革新を表現している。
どちらの作品も、姿形は現代の粋の結晶でありながら、その精神には相反するように思える京の粋を内包する「KIYOMIZU PORCELAIN ART」。いつまでも眺めていたい品になっています。

込められた想い・こだわり

伝統文化の最たる「京焼・清水焼」が現代的な意匠を持つとしたらどういった形をするのか私達はモダンデザインのデザイナーと数十時間にも渡り、侃々諤々の会議を繰り返しました。海外文化を取り入れた斬新なデザインを扱うデザイナーと私達伝統文化を担う者の想いが共鳴し、生まれたものが「KIYOMIZU PORCELAIN ART」です。
ミニマルなモダンデザインの良さを取り入れながらも、陶器に触れるときに感じる手の感覚や近くで見たときの線の柔らかさなどディテールの細部まで伝統文化の感性を付加させています。
そのために土を練るところから整形、焼成に至るまで、全工程で職人の厳しい審美眼にかなったものだけを選別しています。そんなこだわりが洗練された伝統様式を堅持しながら和食器の範疇をこえる魅力あふれる京焼清水焼を創りだしたのだと思います。
モダンな意匠が表象されながらも、あくまで「京焼・清水焼」伝統の技法を使い、現代のライフスタイルにあう使い手の自由な発想で和洋を問わず使い回せる器。私達の生活にしっとりと馴染むそんな上質な品をひとつひとつ職人の手で丁寧に制作しました。

kiyomizuporcelainart商品情報

【入子鉢 五色揃え】 使い勝手や収納といった機能面からも大変すぐれたデザインと言える「入子鉢 五色揃え」。各サイズに五色の釉薬をかけ好きな色の好きなサイズを選べるようにしました。どの色をどの大きさのものにするかは、お客様が自由にお選び頂けますし、勿論全て同じ色で揃える事も可能です。和洋折衷どんなお料理にも映え食生活の様々なシーンで活躍するでしょう。 カラー:ホワイト、ピンク、イエロー、ブルー サイズ:特特大 口径21.6㎝ 高さ9.2、特大 口径19.5㎝ 高さ7.4、大 口径18.3㎝ 高さ6.4、中 口径17㎝  高さ5.8、小 口径15.1㎝ 高さ4.8 【マグカップ 白磁色絵 堂本紋様】 著名な画家である堂本印象氏の絵画から一部を紋様として使わせていただいたマグカップ。 伝統的な和絵具を使って描かれたおしゃれで独特な紋様は格別のデザインといえます。 取っ手は中を空洞にして軽くしています。愛用のマグカップとして楽しく使って頂ける事と思います。 カラー:オーガニック、ジオメトリー サイズ:口径 8.8㎝ 高さ 9.5㎝ ※上記は商品の一例です。
実際の商品は一つ一つ手作りのためがそれぞれに差異がございます。
予めご了承下さいますようお願い致します。

製品

京焼き・清水焼の歴史

京焼の歴史を遡ると、5世紀頃まで辿り着きます。
その頃すでに、現在の宇治市近辺で陶工が器を制作していたことが記述されている文章が見つかるなど、かなり古い時期から京都では焼き物文化が成立していたと考えられています。
それから脈々と発展してきた京焼ですが、江戸時代のの茶の湯の流行とともに現れ、作陶に中国の上絵付けの色絵の技法を持ち込んだのが野々村仁清です。
この「色絵」が世に出てから多彩なデザインが増え、芸術性が著しく高まりました。更に野々村仁清の手ほどきを受けた尾形乾山が尾形光琳の襖絵を真似たような独自のデザインを出すようになり、和の純粋を洗練させました。
その後、明治以降の陶磁器は生産方法の効率化を元に生産量が増加しましたが、京焼はその芸術性や少量生産を保つことで高品質を維持し、憧憬の的として世界中から愛されています。

京焼き・清水焼のお手入れ

京焼・清水焼にかぎらず、陶磁器はできるだけ扱う前に煮沸しましょう。
お米のとぎ汁で約30分煮沸(弱火)すると、土の目がつまり汚れにくくなります。煮沸後はそのまま自然に熱が引くまで置いておき、熱が冷めたら水ですすいで下さい。すすいだ後は風通しの良い所に置き、乾燥させて下さい。
加えて盛り付ける前に最低10分程度水にくぐらすと汚れにくくなります。
それでも汁気や油の多い料理を長時間盛りつけておくことはできるだけ避けて下さい。また電子レンジのご使用はひびや破損、絵付けが取れるなどの原因になるので使わないようにして下さい。
食器洗い乾燥機を使用する場合は陶器をセットする時に、陶器同士がぶつかり合わないようにセットしてください。
水圧などでぶつかり合って割れてしまう可能性あり。多く陶器は、やはり手洗いをお勧めします。
陶器はきちんとした使い方をすることで末長く付き合っていける人生のパートナーです。丁寧に扱ってあげて下さい。